ビタミンDの力で免疫力を高める

私たちが健康で美しくいられるためには、いくつかの栄養素が必須になります。

中でもメジャーなビタミンは全部で13種類あり、カラダの中でさまざまな働きをしています。

今回はそんなビタミン軍の代表格でもある「ビタミンD」についてみていきましょう。

ビタミンDとは

ビタミンDは、太陽を浴びることによって皮膚表面で生成されれるビタミン。

腸管からのカルシウム吸収を助け、カラダ作りをサポートするビタミンです。

主に免疫サポートをしてくれるので、風邪などの感染症予防には必要不可欠なのです。

ビタミンは水に溶けやすい水溶性ビタミンと、油に溶けやすい脂溶性ビタミンに分けられます。

ビタミンDは脂溶性で過剰な分を排泄することができず、カラダに蓄積してしまうリスクがあります。

それによる健康障害が否定できないと注意喚起されていますが、不足することのリスクも大きいので、正しい知識のもとしっかりの摂取していきましょう。

ビタミンDの不足はこんなに怖い!?

ビタミンDが欠乏すると、腸管からのカルシウム吸収の低下と腎臓でのカルシウム再吸収が低下し、カルシウムが不足して「低カルシウム血症」となります。

そのため、骨の軟化がおこり、成人(特に妊婦)や授乳婦では骨軟化症になる恐れがあります。

また、小児の場合は骨の成長障害が起こり、姿勢が悪くなったり、足の骨が曲がったり、くる病になる可能性も…。

骨量が低下している高齢者の場合は、骨粗鬆症になりやすくなり、骨折による寝たきりのリスクが高くなります。

ビタミンD不足によって起こり得る症状

◆クル病(小児)

◆骨軟化症、骨粗しょう症(成人)

◆糖尿病

◆動脈硬化

◆免疫力低下

◆自閉症

◆うつ

◆花粉症

これらはあくまで可能性ですが、立派な「病気」の一種です。

そうならないように、自分でできるケアはしっかり行っていきたいものですね。

ビタミンDを摂取するには?

①1日20分日光を浴びる

どのくらい日光に当たるとどのくらいのビタミンDができるのでしょうか?

東京都内で夏に直射日光を30分浴びると、700~800IUのビタミンDが体内につくられるといわれています(肌の露出度10%)

②天日干しのしいたけやきくらげ、鮭、いわしなどの魚類、卵黄などを摂る

③サプリメントを摂る

私たち日本人は圧倒的にビタミンDの量が足りていません。

そうすると免疫力の低下や、ホルモンバランスの乱れなど…健康に大きく影響が出てしまいます。

まとめ

私たちの体に必要不可欠なビタミンDについて見ていきました。

とは言え、普段食べているものにビタミンや栄養素がどれくらい入っているかいちいち把握していないと思いますので、しっかりと摂取するためにもサプリメントを利用してみるのもオススメです。

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